こんにちは、大阪府門真市にあるUF音楽教室代表の植村慎太郎です。
レッスン中、生徒さんと自宅での練習の話をよくしています。
皆さん日々忙しいなかで様々な練習方法を編み出しているよう。
そのなかで「これはあまりオススメできないな」という練習方法を実践している生徒さんがたまにいらっしゃいます。
ということで今回は、避けるべき楽器の練習方法を紹介します。
ご自身の日々の練習を省みて、今後に活かしてみてください。
やってはいけない練習方法3選
それでは避けるべき練習方法を紹介します。
あるあるを集めてみましたので、心当たりがある方がいらっしゃるかと思います。
スピードを落とさずに練習している
練習すると言うことは、何か目標としている曲があることが多いです。
ですが、その曲と同じ速さでしか練習しないのは、上達しない(しづらい)練習方法の1つです。
よしんば叩けていたとしても、余裕を持って演奏できていない、リズムがよれることが多い等、しっかり身につけることが出来ていないことがほとんどです。
確実に自分のモノにするために、目標としているテンポの半分の速さからじっくり始めてみましょう。
焦れったいですが、ゆっくりのテンポから始めるのが上達への1番の近道です。
曲を演奏しているだけ
という方は結構いらっしゃいます。
最初に断っておきますが、曲の演奏をひたすら続けるのは場合によっては賛成です。
本番前の調整、曲を覚えるためにひたすら演奏して体に染み込ませる、こういう目的があるなら全く問題ありません。
ですが、より良く演奏したい、このフレーズを更に格好良くしたい等が目的の場合、基礎練習を織り交ぜながら適度に曲練習を入れることをオススメします。
基礎練習と聞くと単調なイメージを持ちがちですが、曲の演奏という目標を持って取り組むと、意味が出来てやり甲斐がある練習になることでしょう。
反省をしない
と考えていると、上達に時間がかかってしまいます。
人間誰しも、良かったところを探して悪かったところは忘れようとしちゃうので、意識的に自身の演奏のフィードバックをする必要があります。
なので演奏を省みてもらうために、僕はレッスン中によくこんないじわる質問をしています。
思い出せない場合はレコーダーを使うか、スマホの録音機能を利用して録音して聞き返すことをオススメします。
とある生徒さんは、毎レッスン全て録音し、それを帰り道に聞いていたようです。
すると次のレッスンでは、それまで苦手なポイントが克服できていました。
と自分で発見できるようになります。
さいごに
改めて断っておきますが、「音楽を楽しみたいだけだからミスとかは気にしてないよ。上達よりもエンジョイが大事!」という場合は除いています。
ですが、「今よりももっと上手くなりたい、あの曲を完璧にしたい!」と言う方は、今回紹介した方法を実践してみてください。
ちなみに僕はドラムを始めたばかりの独学時代、やってはいけない練習方法を全てコンプリートしていました。
なので、正しい道筋を知るのはとても大事だと痛感しています。
この記事を読んでいつもの練習と違う手応えを感じることが出来たら幸いです。
基礎練習って何?正しい練習方法がわからない!という方は当教室にお気軽にお問い合わせください。