こんにちは、大阪府門真市にあるUF音楽教室代表の植村慎太郎です。
↓の画像は、当教室のドラムセットです。
至って普通のドラムセットですが、生徒さんからよくこんな質問をされます。
確かにパッと見ガムテープで補修してるようにも見えますね。でもこれ、音楽的に大事な役割を果たしています。
ということで、今回はこのガムテープについてお話しします。
スタジオ練習にも役立つ内容となっていますので、参考にしてください。
ガムテープはミュートをする為
いきなり結論からいきますが、このガムテープは音をミュートするために貼っています。(音を止めたり小さくしたりすることをミュートと言います。)
そうなんです、ドラムって専門の機材を使わなくても音量、音質の改善ができるんです。
ガムテープを貼るとどのように音が変わるのか、実際に聞いてみましょう。
前半がノーミュート、後半がガムテープでミュートをしています。
前半でパァーンと鳴っていた残響音が消えましたね。この残響音がうるさく感じて、ボーカルの邪魔をしてしまったり、アンサンブルに溶け込まない時があります。
そんな時に音を響かせないように、こうしてガムテープを使用します。
ガムテープの他にも、タオルやティッシュでも同様の効果が期待できます。
ですので、僕はライブをする時の持ち物にこのような小道具も一緒に持っていきます。
さいごに
ミュートをすると余分な音が無くなって、アンサンブルに良い影響を及ぼすことが多いです。
それに音量が抑えられるので、長時間叩き続けても耳に優しいというメリットもあります。
余談ですが、The Beatlesのリンゴ・スターは楽曲のレコーディングの時、布をすっぽり被せてドラムを叩いていたというのは有名な話です。
こうした道具はいずれも百均で購入できるものなので、気になった方は是非試してみてください。
当教室では体験レッスンを随時受け付けております。
ご希望の方は、ぜひお問い合わせください。